スターフライヤー 地元とともに発展する航空会社

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スターフライヤーは北九州空港に本社を置く航空会社だ。私も良く使うが、大変に満足だ。実際に、国内最大級の顧客満足度調査「2015年度版JCSI(日本版顧客満足度指数)調査」のうち、国内航空会社と新幹線で構成される「国内長距離交通」で、7年連続で1位を獲得している。ブラックをテーマにした統一感もいい。機体もブラック、席も全席革張りのブラックだ。高級感がでている。機内安全設備の紹介もJazz Loungeという変わった形でされている。面白い試みで、見入ってしまう。こうした安全設備の紹介は余り見ることがないが、Jazz Loungeのようなプレゼンがあれば見てしまう。これもアイデアといえる。

そのスターフライヤーは10周年を迎える2016年3月16日に向けて、さまざまなイベントを開催していく。2015年11月には北九州と博多の商業施設で、クリスマスイベントを実施している。リバーウォーク北九州とキャナルシティ博多で、就航10周年記念企画の一環として、同社オリジナルのクリスマスツリーや、スノードームを設置している。

このような地域と一緒に成長する航空会社は好感を持つ。航空会社といえば、最近は価格競争だけになっている感がある。スターフライヤーの価格も格安航空会社のラベルを貼られるようなものだが、それだけに頼るのではなく、地元との連携を強めるというのは新鮮な展開だ。確かに、地元の人に乗ってもらうことが安定した収益の源といえる。

こうした新たな航空会社は本社の都市だけでなく、発着陸する空港のある都市の宣伝もする。北九州や福岡だけでなく、東京、大阪、名古屋、山口などもプロモーションする。この価値もすごい。

私は、これからの航空会社は、安く、安全に飛んでお客さんをのせる、というだけでなく、一種の総合的な旅行ビジネス企業になるべきだと思っている。発着陸する空港のある都市の地元の名産品をプロモートし、実際に販売していく。観光産業にも関わる。各都市でイベントを実施し、その特別便を出す。などといった柔軟な企画も必要だと思っている。いわば地域のファンクラブの創設だ。

航空会社が価格競争に巻き込まれ、最近は味気のないフライトというイメージになっている。様々な工夫とイベントなどにより、ファンが支える航空会社になるのがこれからの方向ではないかと思っている。航空会社と提携の地元の居酒屋やワインハウス、興行などがいろいろとあるとワクワクする。スターフライヤーは新しい航空会社の方向性を示してくれているような気がする。

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